一般の方は「裁判」や「訴訟」と聞くと抵抗があるかもしれません。
しかし、交通事故事件で訴訟を提起することは決して珍しいことではありません。被害者が悪いことをしたわけではないのですから、被害者が訴訟を起こすことに引け目を感じる必要はありません。
訴訟手続を進めることで何か重い負担がかかるのではと心配される方もいらっしゃいます。
確かに、訴訟を行うのにはご依頼者様の協力が欠かせません。とはいえ、裁判期日の対応は基本的に弁護士が行うので、ご本人が毎回期日に出席する必要はありません。
また、訴訟になった場合でも、尋問を行わないケースも多くあります。結局、ご本人は一度も裁判所に行かないケースもよくあります。
訴訟中に和解が成立することもあり(割合的には和解で解決する方が多いと思われます)。訴訟になったら全て判決になるわけでもありません。
このように、被害者の方は、訴訟と聞いて不安になられるかもしれませんが、適切な解決を得るには訴訟が得策なこともあります。心配な方は個別にご相談ください。